実際どうなんだ3Dプリンタってのは?
仕上げとか塗装とか普通のプラモ見たいに出来るもんなの?
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塗装が剥がれやすくて脆い
表面の仕上げは機械によってピンキリ
一般的な家庭用3DプリンタのFDM方式だと、材料としてPLAとABSの2種類が使えますが
このうちPLAは造形難度が低いけど固くて後から削り難く、また塗料の色乗りが悪いという欠点があります。
ABSはプラモデルそのものの材料にも使われる材質なので削ったり塗ったりは問題ないですが
きちんとABSに対応したプリンタでないと造形失敗しやすいです。
ただいずれにしても、FDM方式は下から層を重ねて造形していくため、どうしても積層で微妙な段差が発生します。
そのまま色を塗ろうとすると、この積層に沿って塗料が流れてしまいやすいので、単色ならともかく綺麗に塗り分けするのは難しいとなります。
ただし、材料がABSの場合はアセトン処理という技があります。造形物をアセトン蒸気に晒すことで表面を僅かに溶かし、滑らかに仕上げる事は可能です。
FDM方式ではなく光造形方式の3Dプリンタなら遥かに細かく、仕上げ処理もほぼ不要なレベル綺麗に造形できますが、造形コストは1桁上昇します。
ちなみにスレ画の武装パーツは、全部作ってコストは200円かそこらって所です。
うちの近くにも最近になって出力してくれる店ができたんで俺もその辺は気になってる
No.164542の人も言ってるように、ガトリング・ミサイルポッド・背中の大砲はアーマードコアのパーツです。
ネットで公開されてるMikuMikuDance用のデータから引き抜き、サイズとか調整して3Dプリンタ用データに修正しました。
ちなみにバズーカと盾は同じくMMDの陸戦型ガンダムからです。
ABSパーツ全盛期のガンプラが長期間放置しておくとみんなそうなっていく
ABSが使えるFDM方式の家庭用3DプリンタがあるのならHIPSを使ってみるのも手です。フィラメントの値段もあまり変わりません(AMAZONで2千円台からあります)。HIPSはポリスチレンにゴムを混入したフィラメント。ポリスチレンはガンプラとかでも使用されているプラモデルの一般的な材料です。
元々HIPSはABSのサポート材用なのでABSの設定でほぼプリント可能なはずです。
ま〜プラモデルと同じ材質ですからABSと比べるとかなり脆いです。稼動する部分とかには向かないかもですがそう云う部分にはポリパーツを埋め込むようにしています。
接着剤やペーパーとかプラモデル用がそのまま使えます。細くて折れやすいパーツとかは流し込みタイプの瞬着とかで補強してたりします。
下地でサフ吹けばプラ用塗料も普通に使えます。
写真は以前ムサイまるまる全部HIPSを使って3Dプリンタで作ったものです。表面処理はせずプリントしたものを接着してサフ吹いて色塗っただけです。メガ粒子砲の砲身は折れたので瞬着で接着してます。
奥の比較用のムサイは無視してください。比較できるムサイがコレしかなかったので・・・。
お金掛かる・・・
スレ画像みたいな細かいのはともかく、上のムサイ的な大型モノは
ヒートプレスやバキュームフォームの原型に使うのがベスト?
プラ板や塩ビ板なら段差もパテ他で安く簡単になだらかに出来るし
3Dプリンターですか。
自分もなんでも弄りまわさないと気が済まないタチなので、去年キットを組んで、ホットエンドやガントリーの改良をしました。フィラメントは230度、ベッド80度、スティックのり
使用。必要なソフトはほとんどフリーであるので、あとは気力でなんとか実用レベルにこぎつけました。
STLファイルをダウンロード→MeshLabにて分割やサポート追加→netfabbでチェックと修正→Rpetireでプリント といった感じです。
ABSはアセトン処理をしてみたことがありますが、なんかぐんにゃり柔らかくなってしまってもとに戻らないことなどありました。
主にHIPSとABSを使ってますが、HIPSは流し込みリモネン接着剤を塗り込むと積層がしっかりくっつきます。HIPSは柔らかいのである程度やすったら、タミヤパテをラッカーシンナーで溶いて塗っています。バキューム用の型なんかにも使ったことがありますが、やっぱ試作などの作業で「ちょっとこれ造っといて。」ができるのが一番のメリットでしょうかね。
画像はプリントしたスライマーをクリアキャストでコピーしてみたものです。ありがちな気泡に悩まされていますが。